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時代ドラマ「ゲゲゲの女房」【全156話】 [■日本]

 たとえ貧乏でも笑って、二人で歩いて行ける。
遅咲きの桜咲くを迎えるまで、
己の道と道を信じて突き進んでいく夫婦の物語。

 老若男女誰が見ても楽しめる。
心安らぐ、人にやさしくなれる、そんな心温まるストーリー。
ドラマを見て癒されてみませんか?

 朝の連続ドラマで放送している水木しげる
先生の奥さんが原作「ゲゲゲの女房」です。
 ホラーが苦手なので、
視聴しないでおこうかなとおもいつつ、
でも試しに…と見たら、すっかりはまってしまいました。
 
 放送当初8時15分からだと思い込んでいたので、
録画に失敗し、再放送で見たのはいい思い出です。
そういえば、朝の8時はゲゲゲの女房って
番宣していたなぁと。
 
 驚いたのは、出会って五日間で結婚したのに加え、
水木しげる先生が結婚式にオナラを
してしまった~という事実。
思わず身を乗り出してしまいました。
あれはすごい衝撃的でした。
 どこかの雑誌の親子対談で、
うちでおならをすると両親が喜んでくれるけど、
よその家でしたら、怪訝な顔をされた…みたいな
エピソードを聞き、奥さんのふところの深さに感心しきり。

 東京に出てきてからの貧乏生活では
失礼ながら、笑ってしまうこともしばし。

 でも貧乏を笑って過ごせるってすごいことです。
腐りかけの黒いバナが一番おいしいとか。
原稿代をプラモデルに費やすとか。
ふとったギョウザとか。

 質屋のことを一六(いちろく)銀行と読んだりとか。
質屋ごめんになっても、
店主ってばさりげなくレギュラーですよね。
 
 周りを取り巻くひとたちもユニークなひとばかりで。
東京のお母さん的存在の
こみち書房の美智子さんや(再登場、嬉しかったなぁ)。
いっつも儲け話と生じて騒動を持ち込んでくる
腐れ縁の浦木さん(イタチ)。
あまりにもイメージとギャップがある
杉浦太陽くんのすごさを感じた瞬間。役者ってすごい。

 しげるのファンである太一くんは、
癒し系でしたね。また出てこないかなぁ。
 ゼタ(ガロ)の編集長。彼のような存在がいたからこそ、
のびのびかけたんでしょうね。
そして双方の両親などなど。
 
 あ、菅(すが)ちゃんも忘れちゃいけませんね。
点々がんばれ~。
漫画家一人にすがちゃんが必須かも。
(ロザンの菅<すが>ちゃんではあらず)
失礼ながら、来てほしくはありませんが、
貧乏神も結構好きでした。
すっごい存在感ありましたよね。

 そういえば、「金魚屋古書店」を読むと
手塚治虫先生が創刊したCOMにも
出していたことがあったようで。復刊号に。
ゼタ(ガロ)と場所は違えど志は
同じだったみたいだったみたいですね。
WIKIで調べたら、ライバル同士だったそうで。
切磋琢磨したからこそ、
現代の漫画がここまでになったのかなぁと。

 そして一番重要な人物戌井(いぬい)さん。
彼がいたからこそ、この作品に重みが増すんじゃないかな。
しげると戌井さんの漫画にかける情熱は半端ないほど、
強いものですよね。
その漫画家魂をはるこが受け継いで、
教師として花を咲かせたってことですよね。

 見始めたら最後、ぐいぐいとひきつけられます。
とうか、布美枝の視点で共感しちゃうのかな。
 しげるの漫画を描くシーンには凄味を感じ、
邪魔しないようにかたずをのんでいますし、
賞を受賞した際は、
おもわずバンザイ三唱をしちゃいましたよ(笑)

 そして、戦争体験。
戦争を知らない世代だからこそ、
戦争を知るために、体験者の彼の作品を読んだら、
その悲惨さがより強く伝わってくるように思います。
ドラマでさえそうなんだから、漫画はもっとなんでしょうね。
気になって検索したら、入荷まちになっていたほど。
みなさん同じ気持ちだったということかな。

 このドラマを見ていると先生の著者が
読みたくなってしまう私でした。
特に「テレビくん」見てみたい~。
 悪魔くんはテレビで最終話だけ(笑)
みたことがあるんですが…。
渾身の力で書いた戦争ものもみたいな。
 見たいジャンルがこのドラマを見て広がったような気がします。

 ラストまであとわずか。
続きが楽しみだけど終わってほしくないです。

 あ、ブログパーツダウンロードしようと思っていたのに、
配布終了になってしまっていた(爆












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