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歴史ドラマ「女人天下」【全150話】 [┠歴史もの]

 韓国版大奥。
王妃と側室3人の間に主人公ナンジョンが
下剋上をしようと知力をめぐらし、王妃の兄の側女となり、
殴りこみ。王妃のブレーンとなり、
計略を張り巡らして、家臣たちを追いだし、
ついには栄光を手にするが…。

 三大悪女のひとり。「張禧嬪(チャン・ヒビン)」と違って、
側室でもなく、王家の血を受け継いでいるものの、
知らないで育ったという経歴の持ち主。
 悪女と呼ばれるくらいだから、王の妻なのかと思いきや、
手堅いところからコツコツと上りつめる努力家な印象。
 側女の娘として、人間扱いされない生活をしてきたわけだから、
這い上がるバイタリティ精神はすごいです。
 そのバイタリティ精神にあやかりたい…(笑
 それをもっと野心のためにつかわなければ、
よかったんでしょうけどね。

 「張禧嬪(チャン・ヒビン)」を先にみられた方には、
側室のひとりであるこちらの禧嬪(ヒビン)は
ものたりないかもしれませんが、(愛嬌はありますけどね)
敬嬪 (キョンビン)が役割を見事に果たしているかもしれません。
王妃との対決は絶品ものです。

 どろどろの女の争いはドロソースよりも濃く、
政治の醜い部分は現代と変わらないなと納得させられ、
ヘタレな王様中宗(チュンジョン)に
ガツンと言いたくなる作品です。

 大奥は好きだけど、150話はなぁと思われた方は、
張禧嬪(チャン・ヒビン)」を。100話を見られた方は、
絶対+50話はかるいです。
師匠! どこへでもついていきます~って
いそいそついて行きたくになることまちがいなし!

 ヘタレな中宗(チュンジョン)に肩透かしを食らった方は
ぜひ、「宮廷女官チャングムの誓い」を。
こちらの王様はりりしいはずです(笑
 王妃はやっぱりどちらも賢いです★

 ●歴史ドラマ「女人天下」● 【全150話】
   |
   | レビューを始めたのが140話からなので、ご了承ください。
   |
  ・第140話 「新たな勢力図」
  ・第141話 「空に太陽は1つだけ」
  ・第142話 「我が命、我にあらず」
  ・第143話 「毒入りの甘酒」
  ・第144話 「疑惑」
  ・第145話 「燃え上がる東宮殿」
  ・第146話 「王世子の即位」
  ・第147話 「苦い薬」
  ・第148話 「垂簾聴政(すいれんちょうせい)」 
  ・第149話 「去る者」
  ・第150話 「天下を取った女人たち」





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